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| 한국과 일본의 문화 |

제목: 春を待つ心 (1)
분류: 한국문화
이름: 申鉉夏


등록일: 2020-09-26 09:08
조회수: 301 / 추천수: 38




 





 



省庵 申 鉉 夏



                              元 大学教授



                               緑風会 会員



 



ここ掲げるは、一九二六年合誌開闢(ケビョク)(注1)六月発表され民族詩人李相和(イ-サンファ)一九四三)の抵抗詩、「빼앗긴 들에도 봄은 오는가」(われたにもるのか)日本語である。



 



奪われた野にも春は来るのか



いまは他人(ひと)(くに)  奪われた野にも春は来るのか。



わたしは全身に陽射しを浴び、



青い空青い野の出会ったところへ、



分け目のようなあぜ道をつたい夢の中を行くように歩いてばかりいる



 



くちびるをつぐんだ空よ、野よ、



わたしの感じでは自分ひとりで来たようじゃないね!



がさそったのか、んだのか、もどかしい、えてくれ。



 



風はわたしの耳にささやき、



一歩も立ち止まるな、もすそをひるがえしながら、



ひばりは垣根越しの若奥様のように雲の向うで懐かしそうに笑う。



 



ありがたくもよく育った麦畑よ、



昨夜の子夜(しや)過ぎに降ってた清らかな雨で



君のふさふさとした髪を洗ったね、わたしの髪まで軽い。



 



独りたりとも息を切らして行こう、



乾いた田んぼを抱いて巡るやさしい小川が



乳飲み子をあやす歌をうたい、自分独り楽しそうに肩を揺らしながら行く。



 



蝶よ、つばめよ、そそっかしくせかすな。



鶏頭、たんぽぽにもあいさつをせねば。



ひま油をつけたお方が草取りしたその野なのですべてを見たい。



 



わたしの手に草取り鎌を持たせよ。



ふくよかな胸乳(むなち)のような柔らかいこの土を



足首がずきずきするほど踏んでも見、心地よい汗さえも流したい。



 



川辺に出た子どものように、



分別もわきまえず果てしなく走るわたしの魂よ、



なにを求めるのか、どこへ行くのか、おかしなことだ、返事をしてくれ。



 



わたしは全身に青臭い匂いを漂わせ、



青い笑い、青い悲しみの交わるあいだを、



びっこを引きつつひねもす歩く。たぶん春の神霊が乗り移ったかも。



 



しかし今は  野を奪われ春さえ奪われそうだ。



 



の詩は、後期の李相和の思想を代表する作品で、その他の作品らの持つ抵抗意識とともに、国土礼賛、すなわち自然に対する愛情が叙情的情調で形成されている。そこには自嘲(じちょう)的かつ懐疑的で詠嘆的弱点がなくもないが、当時代のわが民族の悲哀をした作品である。加えてこの詩には、抵抗意識の凝結された透明性よりは、悲嘆と虚無、抵抗と哀嘆が敷かれている。



たとえ国は奪われ()てついていようとも、春がくれば民族魂の盛られた国土、すなわち祖国の大自然はわれわれを呼び起こしてくれるというのだ。国土は一時的に奪われたとしても、われわれに民族魂を呼び起こす春は奪われまいとする身もだえ、被圧迫民族の悲哀と日本に対する強力な抵抗意識を主調としている。



そしてった(ハ-ン)」と抵抗意識主軸にし、植民地下しさとえのきて農村婦女子らの素朴感情からなき反抗意識かとえば、同族愛植民地的悲哀克服してがる抵抗意識している。民族詩人李相和は、植民地統治下直視し、われ、収奪され、からびていく民族しみを抵抗鬱憤(うっぷん)自嘲(うた)っている。「いまはわれた他人」では、そのなにものもたないことをよくっていた



この詩は、彼の初期の詩で見られた難しい漢字語をさけ純粋な「ハングル」で書かれたばかりか、各連の二・三行を順次に長くした特色がある。これはあくまでも作家の意図的な詩語の駆使であり、配列行でその調子が力強く激しい情を感じさせ、自然に対する愛情が叙情を通じて調和をなしている。



 李相和の詩の本領はどこまでも民族主義の詩にあった。彼は、日本帝国に対する鬱憤を主張して(あらが)うには多くの時代的制約が伴うので、国土と自然の礼讃に傾くようになったのだ。詩人の抵抗意識を叙情的情調でよく整え、誰もが共感することの出来る詩の世界を見せたこの詩が、後期の彼の詩的本領だと言えよう。



一九三年代後半朝鮮総督府朝鮮人民族魂抹殺しようとたくらみ、われわれの固有文字だけでなく言葉さえも使わせまいとした。その具体的政策として各級学校における朝鮮語授業廃止朝鮮語による出版物徹底した検閲出版抑止国語日本語常用などの施策強制した。その時期われわれの作家たちは歴史れのにはっきりと民族意識りにさせようと必死にあがいた



一九一韓日げた日本帝は、「一視同仁」という美名朝鮮永久的隷日本化政策をとった。朝鮮人忠良なる国臣民」にするがため、朝鮮半島主要都市師範学校設立し、植民地政策従順尖兵(せんぺい)たせる優良かつ忠誠なる人材養成た。朝鮮総督府のもくろみは、「朝鮮普通学校教員には、朝鮮人から敵視される日本人教員より朝鮮人児童れられやすい朝鮮人教員配置するのがだろう」、とするものだった。



そのような施政方針にともない、先ず京城(キョンソン)(現・ソウル)・平壤(ピョンヤン)(現・北朝鮮首都)()()に官立師範学校を設立した。そして成績優秀な朝鮮人生徒を募集し、徹底した忠君愛国の精神を涵養する教育を施した。また師範学校在学中は全員に官費を支給し、卒業後は他の職種に比べて優遇する措置を講じた。そのようなわけで、師範学校入試には成績優秀な貧困層の生徒が数多く応募し、入試競争率は他の中学校に比べ桁外(けたはず)れに高かった。今も記憶しているが、わたしの師範学校入試の際の競争率は十八・一対一だった。



一九二九年、李相和の郷里大邱に官立師範学校が設立された。当初は五年制の尋常科だけだったが、に講習科、演習科(本科)、特設講習科などが次々に増設された。奇しくも当校設立の年は、日本に国を奪われて二十年目、三・一独立運動があって十年目に当たり、十月に、あの有名な「光州(クヮンジュ)学生事件」(日本帝国時代最大の抗日学生運動)が起きた年でもある。民族史上もっとも暗い時期だった。



一九四一年、田舎の国民(小)学校を卒業したわたしは、大邱師範学校尋常科の入試に見事合格した。村中の名誉と羨望(せんぼう)を一身に受けながら、一方(ひとかた)教員を目指して入学した名声高き大邱師範学校は、実は暗に名高い伝統的な民族意識の温床だった。



入学当初から寮に入れられたが、初めての畳生活に慣れる間もなく「ハングル」の読み物が秘かに回されてきた。胸をとどろかせながらそれらを隠れ読みし、祖国の実情を知るにつれ次第に民族意識が募った。当時のわたしの寮生活の日々は、眼前に新天地が開けるような思いに浸っていた。



わたしがこの詩と出逢ったのは、大邱師範学校尋常科二学年の後半、いつものように寮室に密かに回されてきたセメント袋で裏張りされた紙切れの中でだった。われわれの普通学校在学中は、国語(日本語)の学習が週に六時間だったのに対し、朝鮮語のそれは週に二時間でしかなかった。その朝鮮語の学習でさえ三学年一学期で廃止されたため、われわれの自国語の読解力は初歩程度でしかなく、特に南部地方育ちのわたしにとって標準語は苦手だった。故にこの詩を初めて目にした時は、朝鮮語で書かれた標準語の詩語が難解で即座にはの意味が掴めなかった。



太平洋戦争の戦域が拡大するにつれ、当地居住の日本人農民らの多くが戦場に赴き、その留守農家の仕事を手伝うため学徒が動員された。その動員中わたしの胸を苦しめたのは、日本人農家の所有する農地の肥沃で広大な事実だった。李相和の詠った「奪われた野」は、まさにこの豊かな緑の田野ではないのか。草取り鎌を手にあぜ道を歩きながら、苦しい胸の内を晴らすかのように、「지금은 남의 (今は他人の地)…」を繰り返し諳んじた



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